1,可変抵抗 |
2,トリマー |
3,リレー |
4,スピーカ |
5,トランス |
6,スイッチ |
7,ネオン灯 |
8,バーアンテナ |
9,コイル |
抵抗値を変化させることのできる部品です。
抵抗値の変化は、つまみを回すことで行います。
代表的な例として、ボリュームのつまみです。(写真左)
写真右は半固定抵抗といわれるもので、可変抵抗の一種ではありますが
抵抗値を変化させるのに、+ドライバーが必要です。
このような部品は、製作中に調整のときに変化させ、
通常使用するときには変化させたくない場合に用いられます。
こちらは、コンデンサーの容量を変化させることのできる部品です。
原理は簡単で、トリマーを回すことで2マイの金属板の重なる面積が
変化することで、容量が変化します。
この部品も、−ドライバーがないと変化させることができないので
調整時に用いる部品です。
一方、ボリュームのように、ユーザーが簡単に変化させることのできる部品を
バリコンといったりします。さらに、電子回路中で変化させることをできるようにした
部品はバリキャップと呼ばれ、かける電圧によって容量が変化します。
市販の電気機器は、このバリキャップを用いるのが普通です。
リレーは、スイッチの一種です。
通常のスイッチは人間が指でするものですが、リレーは
電流を流すことで、電磁石がスイッチを入れる仕組みになっています。
リレーを用いると、比較的小電流(数十mA)で大電流(数A)のスイッチングを行うことが
できる上、電気的に独立しているという特徴があります。
スピーカーはご存じの通り、音をならすための部品です。
トランスは、主に、インピーダンス用と電源用の2種類があります。
電源用は、100Vという高電圧電源を9V等の低電圧に変換し
電子回路で使うことのできる電圧に降圧させる働きをします。
一方、インピーダンス整合用のものは、下の写真のように小型で
基板上に配置します。
スイッチは、下のような部品です。
電流のON−OFFを行う部品だというのは既知のことだと思います。
ネオン灯は、高電圧(70V以上)を加えるとオレンジ色に点灯します。
ネオン灯は、LEDと同様に消耗する部分がないので半永久的です。
また、LEDよりも消費電流が少ないという特徴があります。
最近では、電灯のスイッチに埋め込まれることがあり、
電灯を消灯したときに光るようになっています。
AMラジオの受信アンテナに使用されます。
AMラジオの電波波長は非常に長いため、FMラジオと同じような
アンテナを使用すると、100m以上の長いアンテナが必要になってしまいます。
そこで、この部品を使用すると、そのような長いアンテナを使用したときと
同じ効果が得られます。
無線で欠かせないのがコイルです。
コイルの仕組みは簡単で、導線をぐるぐると巻き、中央にコアという
部品を入れた構造になっています。この構造はトランスに似ていますが
トランスは音声などの低周波用なのに対し、コイルは高周波で
用いられます。
このコアを動かすことによって、コイルのインピーダンスが変化します。