電子工作

                    部品編7

 

1,3端子レギュレター
2,CDS
3,CPU
4,メモリー

1,3端子レギュレター

3端子レギュレター 回路図

 

この部品は、一定の電圧を供給する部品です。
左の写真の部品は、左から順に、入力、GND、出力になっていて
9V以上の電圧を入力に加えると出力は6Vになります。

実際に使用するときは右図のようにコンデンサーを配置し
電圧を安定させます。入力側のコンデンサは0.1〜0.47μF、
出力側は10〜100μF程度がいいでしょう。

さて、3端子レギュレターの型番には、次のような規則があります。

極性 出力電流 電圧
78:正電圧
79:負電圧
無し:1A
M:0.5A
N:0.3A
L:0.1A
 

写真の3端子レギュレターは、正電圧、最大1A出力で電圧6Vということになります。


2,CDS

光センサー

写真右上の部品が、CDSといわれる部品です。
光が当たると抵抗値が小さくなり、暗くなると抵抗が増大します。
CDSには、極性がありません。

左下の部品は、フォトカプラという部品です。
原理は、トランジスタのベース電流が光に変わったものです。
したがって、光が当たるとベース電流が増大し、コレクター・エミッター間に
電流が流れます。コレクター端子は、写真の細いリード線です。
太いリード線はエミッタに相当します。
そのため、このフォトカプラには極性が存在します。


3,CPU

07_cpu.jpg (8842 バイト)

CPUは、コンピュータの頭脳ともいえる部品です。
CPUは、プログラマーによってかかれた命令を忠実こなしていきます。
ただ、このCPU単独では動作することはできず、メモリーやIOポート
等と組み合わせて使用することになります。

写真のCPUは、Z80といわれるもので、8Bit、数MHzで動作することができます。


4,メモリー

メモリー

メモリーは、情報を記録するための部品です。
知りたい情報のアドレス(住所)を与えると、その場所に記憶している
データを出力します。
メモリーには大きく分けてRAMとROMの2種類があります。
RAM(写真下)は、読み書きが自由にできますが、電源を切ると
データを忘れてしまいます。おもに、メモなどの一時記憶に使用します。
一方、ROM(写真上)は、専用のROMライターを使用して書き込みを行いますが
電子基板上では、読み出し専用になります。
また、電源を切ってもデータを忘れることがありません。
主に、プログラムデータの記憶や、辞書のような使い方をします。


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