タイトル

大学の授業

タイトル

1,単位 卒業要件 必修科目
2,授業科目 具体的な時間割の例
3,東京都立大学 都立大についてのリンク
4,放送大学 放送大学の授業科目について

ここでは、おもに都立大物理学科ではどのような授業をするか紹介します。

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1,単位

大学で、最も重要で気になるのが単位です。
大学生は、卒業までの最低4年間(夜学生は最低5年)で卒業に必要な単位を集めます。
授業は、たいてい半期で90分授業です。
半期で90分授業をして講義で2単位、実験では、1単位が与えられます。

卒業要件

大学によって、卒業要件はまちまちです。
都立大の理学部物理学科では次のようになっています。

  科目 最低単位 最高単位

人文科学系 4つ以上の
系から
20単位
36単位
社会科学系
自然科学系
情報・技術系
学際系
保健体育 実技
講義
2単位 4単位
2単位 4単位
第一外国語 8単位 16単位
第二外国語 4単位
専門 学部科目 68単位 制限なし
合計 124単位 制限なし

授業科目は、教養と専門に分かれています。

●教養

1年次では教養が多いのですが、3年になるにつれ専門が多くなります。
教養では、4つ以上の系から最低20単位を取得する必要があります。
保健体育は、実技が、「基礎体育実技」と「応用体育実技」を
講義が、「保健体育理論」をとる必要があります。(必修)

外国語は、第一外国語と第二外国語があります。
通常は、1年次に第一外国語と第二外国語を各2科目を通年で受講します。
2年次には第一外国語のみを通年で2科目受講します。(必修)
第一外国語には、通常ほとんどの人が英語を選びます。
第二外国語は、「ドイツ語」「フランス語」「中国語」があります。

●専門

物理科では、必修というものが4年次にとる「物理学特別研究TU」しかありません。
しかし、これを受講するには条件があります。

・106単位以上を取得していること
・物理学科科目を50単位以上取得していること
・外国語の必修科目の単位を取得していること
・実験系の研究室希望のときは「物理学実験第3」の単位を取得していること

物理学科科目の単位を68単位以上取得していればOKです。

物理学の学習には、物理学の歴史的発展とともに学習するのが望ましいです。(?)
それとともに数学の知識が不可欠です。
これは、私が在学中の標準カリキュラムです。

1年次 力学 剛体波動 熱量子 微分積分 線形代数
2年次 解析力学 電磁気学 特殊相対論
物理測定法 物理学実験1,2
応用数学概説 解析概説
3年次 量子力学 物性物理学基礎 熱統計 連続体基礎
放射線 計算物理学 物理学実験3,4
物理数学
4年次 流体力学 原子物理学 宇宙物理学
高エネルギー物理学 一般相対論 物性物理学
 − 

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2,授業科目

事業科目は「標準履修課程表」の通りに受講した方が無難です。
(80%の人はその通りにしてます)

なお、時限と時間の関係は次の通りです。

1時限 8:50〜10:20
2時限 10:30〜12:00
3時限 13:00〜14:30
4時限 14:40〜16:10
4’時限 16:20〜17:50
5時限 18:00〜19:30
6時限 19:40〜21:10

また、時間割の色には次の意味があります。

  教養科目(5系)
  外国語
  専門
  その他

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1年次

1年次に私が受講した科目は次の通りです。(95年度)

●前期

時限 Mon Tue Wed Thu Fri Sat
      英語T 線形代数T  
英語T 化学概説T 一般化学A ドイツ語 統計学T 物理セミナー
微分積分T ドイツ語   物理学演習T 情報基礎T  
力学 基礎体育     数学演習T  
4’   情報処理概論T        

夏期集中講座:「暮らしの電気学」

●後期

時限 Mon Tue Wed Thu Fri
      英語T 線形代数U
英語T 化学概説U 一般化学B ドイツ語 熱・量子基礎
微分積分U ドイツ語   物理学演習U 情報基礎U
剛体・波動 保健体育理論     数学演習U
4’ 情報処理概論U        

2年次

2年次に私が受講した科目は次の通りです。(96年度)

●前期

時限 Mon Tue Wed Thu Fri
      技術史A  
解析力学 解析概説T 英語U 電磁気学T 自然地理学T
応用数学概説T 物理学演習V 応用体育実技A 物理学実験T 解析学演習T
英語U 情報基礎V  
4’     新言語学入門    

●後期

時限 Mon Tue Wed Thu Fri
      技術史B  
物理数学 解析概説U 英語U 電磁気学U 量子力学T
応用数学概説U 物理学演習W 特殊相対論   物理学実験U
英語U    
4’          
  物理測定法      

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3年次

3年次に私が受講した科目は次の通りです。(97年度)

●前期

時限 Mon Tue Wed Thu Fri
         
  物性物理学基礎T 連続体基礎 量子力学U 熱・統計力学T
  物理学実験V   物理学実験V 物理学演習X
   
4’ 物理数学U        
現代物理学序論        

夏期集中講座:「放射線実験法1,2」

●後期

時限 Mon Tue Wed Thu Fri
         
  物性物理学基礎U     熱・統計力学U
  物理学実験W   物理学実験W 物理学演習Y
   
4’ 量子力学V        
計算物理学        

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4年次

4年次には、各研究室に配属されます。
また、授業というものが基本的にはありません。
代わりに、研究室ごとのゼミがあります。

東京都立大学には以下の研究室があります。

私の研究室はミクロ物性です。

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3,東京都立大学

東京都立大学のHPは http://www.metro-u.ac.jpです。

学部構成

都立大は、4000〜5000人の学生がいます。
また昼と夜が分かれていて、それぞれA類,B類と呼びます。
それぞれの授業のQualityは同一です。

人文学部

法学部

経済学部

理学部(http://www.sci.metro-u.ac.jp/

工学部(http://www.eng.metro-u.ac.jp/

このほかにも情報処理施設のUnix教室のHP

http://www.wsc.metro-u.ac.jp/ No Link?

や、TMUERのHP

http://www.comp.metro-u.ac.jp/

があります。

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4,放送大学

大学の授業を復習するとき、放送大学が役に立つことがあります。
放送大学は正式な大学で、放送電波などを使って授業をしています。

現在、東京と宇都宮で放送大学の講義がTVで見られます。(FMラジオもあります。)
地方によってはケーブルテレビによって見ることができます。
大学の授業がTVとFMで放送されているので非常に便利です。

TV

16CH(東京)
40CH(宇都宮)

FM

77.1MHz(東京)
78.8MHz(宇都宮)

デジタルCS PerfecTV

205CH(テレビ)
500CH(ラジオ)

なお、FMとTVでは別々のものを放送しています。

詳しくは、放送大学のホームページをご覧ください。

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