1,3端子レギュレター |
2,CDS |
3,CPU |
4,メモリー |
この部品は、一定の電圧を供給する部品です。
左の写真の部品は、左から順に、入力、GND、出力になっていて
9V以上の電圧を入力に加えると出力は6Vになります。
実際に使用するときは右図のようにコンデンサーを配置し
電圧を安定させます。入力側のコンデンサは0.1〜0.47μF、
出力側は10〜100μF程度がいいでしょう。
さて、3端子レギュレターの型番には、次のような規則があります。
極性 | 出力電流 | 電圧 |
78:正電圧 79:負電圧 |
無し:1A M:0.5A N:0.3A L:0.1A |
写真の3端子レギュレターは、正電圧、最大1A出力で電圧6Vということになります。
写真右上の部品が、CDSといわれる部品です。
光が当たると抵抗値が小さくなり、暗くなると抵抗が増大します。
CDSには、極性がありません。
左下の部品は、フォトカプラという部品です。
原理は、トランジスタのベース電流が光に変わったものです。
したがって、光が当たるとベース電流が増大し、コレクター・エミッター間に
電流が流れます。コレクター端子は、写真の細いリード線です。
太いリード線はエミッタに相当します。
そのため、このフォトカプラには極性が存在します。
CPUは、コンピュータの頭脳ともいえる部品です。
CPUは、プログラマーによってかかれた命令を忠実こなしていきます。
ただ、このCPU単独では動作することはできず、メモリーやIOポート
等と組み合わせて使用することになります。
写真のCPUは、Z80といわれるもので、8Bit、数MHzで動作することができます。
メモリーは、情報を記録するための部品です。
知りたい情報のアドレス(住所)を与えると、その場所に記憶している
データを出力します。
メモリーには大きく分けてRAMとROMの2種類があります。
RAM(写真下)は、読み書きが自由にできますが、電源を切ると
データを忘れてしまいます。おもに、メモなどの一時記憶に使用します。
一方、ROM(写真上)は、専用のROMライターを使用して書き込みを行いますが
電子基板上では、読み出し専用になります。
また、電源を切ってもデータを忘れることがありません。
主に、プログラムデータの記憶や、辞書のような使い方をします。