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ここから、先ほどの「なにもしないプログラム」に手を加えていきます。
「ファイル」−「ワークスペースを開く」で開きます。
(先ほどの続きなら、この作業は不要です。)
そして「プロジェクトワークスペース」を開きます。

プロジェクトワークスペース

この画像は、Microsoft Visual C++ Ver 4.0のものです。

これは非常に便利で、これから現在宣言されているclassが一目でわかります。
描画に関する関数はC・・・Viewクラスの中のOnDraw();を操作します。
この関数をダブルクリックすると、その関数のところに移動します。


void CNamaeView::OnDraw(CDC* pDC)
{
	CNamaeDoc* pDoc = GetDocument();
	ASSERT_VALID(pDoc);

	// TODO: この場所にネイティブ データ用の描画コードを追加します。
	pDC->TextOut(0,0,"Visual C++ Ver 4.0");
}

この黄色でかかれた部分を追加してください。
そして、ビルドしてください。
「ビルド」は変更された部分のみを、「リビルド」はすべてのファイルをビルドします。
普通は「ビルド」します。そして、実行してみてください。
「Visual C++ Ver 4.0」が表示されるはずです。

もう少し発展します。


void CNamaeView::OnDraw(CDC* pDC)
{
	CNamaeDoc* pDoc = GetDocument();
	ASSERT_VALID(pDoc);
	int x;

	// TODO: この場所にネイティブ データ用の描画コードを追加します。
	for (x=0; x<300; x+=30)
		pDC->TextOut(x,x*2,"Hello");
}

これを実行するとHelloが斜めにでます。

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2,グラフィックの表示

MFCの解説

★ MoveTo(x,y)

x,y(int)で指定されたポイントに移動します。

★ LineTo(x,y)

現在のポイントからx軸にx、y軸にyだけ線を引きます。

★ SetPixel(x,y,RGB(r,g,b))

座標(x,y)にRGBで指定された色の点を打ちます。
色は1677万色使えます。

★ Ellipse(x1,y1,x2,y2)

(x1,y1)−(x2,y2)で囲まれた領域にちょうどはいる円を書きます。

★ Rectangle(x1,y1,x2,y2)

(x1,y1)−(x2,y2)の長方形を書きます。

★ Polygon(x1,y1,x2,y2・・・,n)

(x1,y1),(x2,y2)・・・で表した座標を線で結びます。
最後の座標と最初の座標は自動的に結ばれます。
最後に点の個数を入れます。

では、これらを用いてグラフィックを描きます。


void CNamaeView::OnDraw(CDC* pDC)
{
	CNamaeDoc* pDoc = GetDocument();
	ASSERT_VALID(pDoc);
	POINT p1[]={350,50,450,100,350,150};
	POINT p2[]={500,50,600,100,500,150};

	for (int x=50; x<250; x++)
		pDC->SetPixel(x,200,RGB(255,0,0));
	pDC-MoveTo(200,50);
	pDC->LineTo(300,100);
	pDC->Polyline(p1,3);
	pDC->Polygon(p2,3);
	pDC->Ellipse(50,50,150,150);
	pDC->Rectangle(300,200,400,300);

}

これを実行すると以下のようになります。

グラフィック

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