1,File構造 |
2,プロジェクトワークスペース |
通常の設定では、「namae」というプロジェクトは、A:\Msdev\Projects\namae\の フォルダに格納されます。実行ファイルはその中のDebugフォルダにあります。
基本的なファイルは8つできます。
ファイル名は以下の通りです。
拡張子のhはヘッダーファイルというもので、変数の宣言をやります。
また、cppは実装部で、実際のプログラムを書きます。
そして、Namaeview.hとNamaeview.cppは一つのクラスを
変数の宣言部と実装部に分けています。他も同様です。
また、クラスはここには4つあります。
それぞれ、CNamaeApp,CMainFrame,CNamaeDoc,CTestViewという名前です。
これらは派生クラスで、CWinApp,CFrameWnd,CDocument,CViewを基本クラスとしています。
以上をまとめます。
基本クラス | CWinApp | CFrameWnd | CDocument | CView |
派生クラス | CNamaeApp | CMainFrame | CNamaeDoc | CNamaeView |
ファイル(*.h) | Namae.h | Mainfrm.h | Namaedoc.h | Namaeview.h |
ファイル(*.cpp) | Namae.cpp | Mainfrm.cpp | Namaedoc.cpp | Namaeview.cpp |
説明 | 全体のクラスを管理する | Windowの外側の枠を管理します。(最大化,閉じるなど) | アプリが使用するデータを管理 | Window内の表示に関する部分 |
この中で、プログラマーは大半をViewクラスとDocクラスのプログラミングに費やします。
VisualC++で強力なツールの一つである「プロジェクトワークスペース」があります。
これはツールバーの右端にあります。
これによって、クラスの管理、リソースの管理、ファイルの管理ができます。
また、Help機能もあります。
クラスの管理右図のようにクラスが5つあることがわかります。 また、グローバルのところに水色の記号がありますが グローバルとは、どのクラスからも利用できる共通の関数です。 |
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リソースの管理プログラムから「ID・・・」によって操作ができるリソースです。 |
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ファイルの管理ファイルの一覧です。 |
これら3枚の画像は、Microsoft Visual C++ Ver 4.0のものです。
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