1,特徴 |
2,アプレット |
3,Visual J++ |
4,他の言語との関係 |
Javaは、最近話題のコンピュータ言語です。
「Java」という言葉は、コーヒーの銘柄の名前からきています。
この言語には次のような特徴があります。
これは、Javaのもっとも大きな利点です。
WindowsはNEC,Fujitsu,TOSHIBA,Compaq,EPSONなど機種の異なるコンピュータ間での
ソフトウェアの共有を実現させました。
現在では世界の90%のコンピュータ間にWindowsが搭載されています。
しかし、Mac,UNIXでは共有はできませんでした。
そこで登場したのがJavaです。
JavaはWindows,Mac,UNIXどのマシーンでも動作できます。
プログラムにコンピュータウィルスが感染している場合、
データが破壊されるなどの被害がでます。
昨今ではインターネットの普及によって、ネットワークを関しての感染が
激増し、深刻な問題になっています。
しかし、Javaは安全です。
これは、Javaによってかかれたプログラムはコンピュータ上に作られた
仮想のコンピュータで実行されるためです。
コンピュータは常にプログラムの動きを監視しているので安全です。
Javaはもともとネットワーク上で動作することを前提としているので
ネットワークを使った動作は得意です。
JavaのプログラムはC++にかなり似ています。
そのため、C++を既知の方はJavaに簡単に移行することができます。
しかし、プログラムコードは似ているのですが、C++との互換性をなくせたので
かなり斬新に言語構造を変えられたので安全で余裕のあるものになりました。
(C++は限界に達してきている)
C++と大きく違う点はポインターの廃止です。
C++ではポインターというものを使うことによって自由に
メモリー空間にアクセスできました。(このためウィルスが侵入する)
しかしJavaではアクセスでしないので安全になりました。
Javaを用いて作られるものには2種類あります。
1つがアプリケーションで、これはC++やBasicと同じです。
もう一つがアプレットというものです。
アプレットは単独では動作せず、ホームページに張り付けられた部品として
ブラウザ上で動作します。Javaをホームページ上で動作させるためには
ブラウザがJavaに対応している必要があります。
Javaに対応しているブラウザは次の通りです。
Javaのプログラムはインタープリター形式
(一行ずつ機械語になおして実行する方法)で実行されます。
そのため動作速度は遅いのですが、ブラウザのJITコンパイラ機能を
使うと10〜20倍も早く動作します。
このJITコンパイラはJavaを実行する前にプログラムをコンパイルしてしまう
(すべてを機械語にしてしまう)ので動作が速くなるわけです。
Javaを作る際に必要なコンパイラは様々なものがあります。
この中にはVisual J++や JBuilderなどがあります。
中には無料のものもあるのですがDOS上で実行させるなど不便な点があります。
ここではMicrosoftのVisual J++を用いることにします。
Visual J++は現在ではバージョンが1.1になっています。
価格はOPENで、実勢価格は12800円程度です。
アカデミックパックは8300円程度です。
現在にコンピュータ言語の流れは、次の3つにまとまりつつあります。
Basicは初心者向け、C++は上級者,プロ,企業向け
Javaはインターネット向けです。
以下にその特徴をまとめました。
Basic | C++ | Java | |
プラットフォーム | Windows | Windows | Windows,Mac,UNIX |
セキュリティ | × | × | ◎ |
ネットワーク | ○ | ○ | ◎ |
速度 | △ | ◎ | ○ (JITにより) |
実行できること | 少し制限あり | なんでも可 | 少し制限あり |
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