タイトル

イベント

タイトル

1,マウス
2,key
3,その他のイベント

1,マウスイベント

マウスイベントに対応するプログラムを作るにはアップレットウィザードの
「マウスイベント」のところでチェックをオンにします。

Step 3

マウスイベントの種類として「mouse up/down」「ドラッグ/move」
「Enter/Exit」の3種類があります。
もし、mouse up/downイベントをオンにすると次のメッソドが加わります。


public boolean mouseDown(Event evt, int x, int y)
{
	return true;
}

public boolean mouseUp(Event evt, int x, int y)
{
	return true;
}

もし、mouseUpメッソドがいらないならこのメソッドを削除してもかまいません。
マウスがクリックされると、クリックされた場所の(x,y)座標が渡されます。
Eventクラスのevtオブジェクトにはそのイベントの詳細が渡されています。
ここで、適切な処理をすればいいわけです。

上上へ


2,Key

mouseイベントに似たものにKeyイベントがあります。
これは、アプレットがフォーカスを持っているときに何かのKeyが
押されたときに呼び出されます。構造は次のようになります。


public boolean keyDown(Event evt, int nKey)
{
	return true;
}

オブジェクトevtにはイベントの詳細なデータが渡されます。
nKeyには、どのKeyが押されたのかという数値が渡されます。
たとえば、カーソルの↑は1004、↓は1005、←は1006、→は1007
テンキーの0が48,aが97といった具合です。

上上へ


3,その他のイベント

一般には、イベントの処理は次のメソッドで一括管理ができます。


handleEvent(Event evt)

このメソッドは親クラスにあるのですが、こちらで定義(オーバーライド)することによって
全てのイベント処理を横取りすることができます。

ここまで強くはないものの、一般によく用いられるもので次のメソッドもあります。


action(Event evt , Object obj)

この方法は後述の「AWT」でよく用いられます。
たとえば、Buttonが押されたときには次のようにして処理できます。


action(Event evt , Object obj){
     if (obj instanceof Button){
          //処理
     }
}

このような方法はAWTのところで詳しく述べます。

上上へ


戻るC++のPageに戻る